こんにちは!高気密高断熱で省エネの家と、そこに暮らす御家族の笑顔をつくっています。
長野市の工務店 水野建設有限会社
三代目 代表の水野健です。
新築のフローリングの上を歩いていると足が痛くなった、そんな経験がある方もいるでしょう。
では、なぜフローリングを取り入れた床の上では足が痛くなるのでしょうか。
今回は、新築のフローリングで足が痛くなる原因と、その対策方法を解説します。
床材にフローリングの採用を検討している方は、必見です。
□フローリングで足が痛くなる理由って?
新築の床がフローリングである場合、足の裏が痛くなるといった経験をされる方が少なからずいるようです。
その原因には、フローリングならではの素材の硬さがあります。
畳やクッションフロアと異なり、フローリングは素材の特徴上、床の硬さが直接足に響く傾向が高いです。
床が硬いと足の筋肉に力が入った状態が続き、長時間立ち続けていると足を痛めてしまう可能性があるわけです。
また、断熱材の違いや床暖房の有無が影響する冬場のフローリングは、他の床材に比べて冷たいため足を痛めやすいともいわれています。
長野市周辺では、特に冬場の寒さは厳しいです。
フローリングの断熱性が気になった方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
□足が痛くなる前にできること
前述したように、足が痛くなる原因は、フローリングならではの素材の硬さにあります。
つまり、フローリングの硬さを和らげる何かを足と床の間に用意することで、原因は取り除けます。
フローリングの上にカーペットや絨毯を敷く、日ごろからスリッパを着用するといったことが対策に良いでしょう。
ただし、カーペットや絨毯を使用するにあたっては、カビの発生に注意が必要です。
調質効果の高い畳と異なり、カーペットや絨毯は湿気を逃がす能力が高くありません。
そのため、長期間湿気や汗が染み込んだ状態のまま使用することにより、カビが発生する恐れがあるのです。
薄いカーペットの使用や、カーペット・絨毯とフローリングの間に除湿マットやい草ラグの使用を検討することで、カビ対策は行えます。
ただのフローリングと異なり定期的な天日干しが必要となるため、手間がかかる点ではデメリットですが、どうしても足が痛くなる方は絨毯・カーペットの使用か、またはスリッパを着用するのがおすすめです。
□まとめ
今回は、フローリングを取り入れた新築の床で足が痛くなる原因と、その対策方法についてご紹介しました。
住宅の床材は必ずしもフローリングである必要はありません。
他の床材の使用を検討しつつ、フローリングのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。