乾燥しやすい家ってどんな家?高気密住宅が乾燥しやすい理由と対策について解説します

こんにちは!高気密高断熱で省エネの家と、そこに暮らす御家族の笑顔をつくっています。
長野市の工務店 水野建設有限会社
三代目 代表の水野健です。

 

新しい家を建てることを考えている方や高気密高断熱の家に住んでいる方の中には、室内の乾燥に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
室内の乾燥を対策するには、高気密高断熱の家の特性を理解する必要があります。
今回は、より快適な住環境を手に入れるために、室内の乾燥の理由と対策についてご紹介します。

 

 

□高気密の家が乾燥する理由って?

 

*冬でも家が暖かいから

高気密高断熱住宅の特性は、冬でも室内が暖かく保たれることです。
このため、外からの冷たく乾燥した空気が室内で暖まることでさらに乾燥します。
第一種(機械)換気には熱交換する物もあり、さらに温度と湿度を戻す全熱型と温度だけ戻す顕熱型があります。
特に、顕熱交換式の換気システムを持つ家では、外気と室内の空気が熱のみを交換することで、乾燥した外気が室内に入り、さらに乾燥することが知られています。

冬の冷たい空気は、元々水分を含む力が弱く、乾燥した状態で室内に供給されるため、高気密高断熱住宅の室内は乾燥しやすいのです。

 

*暖房にエアコンを使用するから

多くの家庭では、エアコンを暖房として使用しています。
エアコンの風は、室内の空気をさらに乾燥させてしまいます。

高気密高断熱住宅では、空気が汚れると直接室内に影響を与える可能性があります。
そのため、室内での空気の汚れを避けるためにエアコンを利用する家が多いのです。
一部の家庭では、空気を汚さない床暖房を採用していますが、高気密高断熱住宅では床が冷えることが少ないため、エアコンが主流となっています。

 

 

□過度の乾燥を防ぐならこれ!

冬場の乾燥は避けられないものですが、以下の方法で少しでもその乾燥を軽減できます。

・加湿器を使用する
部屋の湿度を上げるための最も一般的な方法です。
適切な大きさの加湿器を選ぶことで、部屋全体の湿度を効果的に上げられます。

・洗濯物を室内で干す
洗濯物を室内で干すことで、乾燥を防げます。
さらに、高気密高断熱住宅の特性として、洗濯物が早く乾くというメリットもあります。
洗濯物が乾くのと同時に、乾燥を防げるため、この方法は非常に効果的です。

・暖房の設定温度を下げる
暖房の設定温度を下げることで、乾燥を少しでも軽減できます。
また、加湿機能付きの空調を使用することで、暖房と同時に部屋の湿度も保てます。

部屋が寒いのにどうしても耐えられない方は、加湿機能の付いた空調の購入を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

□まとめ

高気密高断熱の家は、冬場の乾燥が問題となることがありますが、適切な対策を取ることで、快適な住環境を実現できます。
今回紹介した対策を取り入れて、冬の乾燥から守りましょう。

当社では、断熱材にこだわった家づくりを心がけています。
長野市周辺で、高気密高断熱の家づくりを検討されている方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

 

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