瓦屋根の特徴と活用方法を解説します!

こんにちは!高気密高断熱で省エネの家と、そこに暮らす御家族の笑顔をつくっています。
長野市の工務店 水野建設有限会社
三代目 代表の水野健です。

 

日本では古くから使われている瓦屋根ですが、種類や特徴まで詳しく知っている方はあまりいないのではないでしょうか。
新築やリノベーションを考える際、家の印象を決める要素、屋根選びも重要なポイントの1つとされます。
そこで今回は、瓦屋根のメリット・デメリットをはじめとする特徴と、最適なおしゃれな屋根スタイルをご紹介します。

 

 

□瓦屋根のメリットデメリット

ここでは、瓦屋根の特徴とメリット・デメリットについて5つの事項を解説します。

1.瓦屋根の多様性

瓦屋根には、日本の和瓦と欧米の洋瓦の2種類があります。
また、素材や成形方法によっても屋根瓦は種類が変わるため、多種多様なバリエーションが存在します。
素材の異なる瓦屋根の例としては、粘土瓦とセメント瓦が一例です。

粘土瓦は高温で焼き上げられ、セメント瓦は水とセメントを混ぜて形成されます。

2.耐久性の高さ

瓦屋根は、耐久性の高さにおいて優れており、熱・寒さ問わずその特性を発揮します。
そのため、一般的なガルバリウム鋼板の寿命が30年程度であるのに対し、瓦屋根は50年以上の寿命が期待できるといわれています。

3.断熱・遮音性能

瓦屋根は、素材そのものと瓦と下地材の間に空気層を作ることで、優れた断熱性を発揮します。
また、この空気層が遮音性能を高め、雨音などの騒音を抑制します。

4.瓦屋根のコスト

瓦屋根は、施工に専門的な技術が必要であり、瓦自体に重さがあることから、強固な躯体が必要とされます。
そのため、瓦屋根のコストは、他の屋根材に比べて高いことを想定しておくと良いでしょう。

5.自然災害への対策

瓦屋根を取り入れる際に注意が必要なのが、地震や強風が原因で起こる瓦の落下の危険性です。
ただし、最近では防災瓦や特定の取り付け工法が用いられ、このリスクを軽減しています。

 

 

□3つの屋根スタイルとは?

 

*切妻屋根

家の外見をシンプル且つ落ち着いた印象にしたい方におすすめなのが、切妻屋根です。
特に、勾配を緩くすることで、家全体に柔らかな雰囲気をもたらすことから、切妻屋根を取り入れる際は屋根の勾配を意識するようにしましょう。

 

*寄棟屋根

寄棟屋根は、四方に勾配があり、雨の多い地域や強風地帯に適しています。
軒先を強調することで、家全体に重厚感が出るのが特徴です。

 

*片流れ屋根

片流れ屋根は、頂点から一方向にしか勾配がない点が特徴的で、アシンメトリーなデザインが魅力です。
また、屋根が一面になっているメリットを活かして、太陽光パネルを設置できる点でも優れています。

 

 

□まとめ

平屋の家で瓦屋根を選ぶ際には、多くの要素を考慮する必要があります。
耐久性や断熱性・遮音性はもちろん、デザインやコストも重要なポイントです。
最近では、防災性能を高めた瓦も登場しています。
住む地域や環境に合わせて、最適な瓦屋根を選ぶようにしましょう。
長野市周辺にお住まいの方で、瓦屋根や屋根スタイルについて疑問を持たれた方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

 

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