家づくりで重要な床材の種類について部屋の用途ごとに解説します!

こんにちは!高気密高断熱で省エネの家と、そこに暮らす御家族の笑顔をつくっています。
長野市の工務店 水野建設有限会社
三代目 代表の水野健です。

 

家づくりをする際は、直接肌に触れることが多く、家の印象を大きく変える床材にこだわりたいものです。
床のデザインや質感など、ライフスタイルや好みに合わせて工夫できることはたくさんあります。
そこで今回は、数ある床材の種類についてご紹介します。

 

 

□新しい家づくりで使用される床材についてご紹介します!

新築で使われる床材にはさまざまな種類がありますが、今回は特に採用率の高い5つの床材をご紹介します。

1.木材(フローリング)

最も一般的なのが木材で、フローリングと呼ばれています。
木目や風合いが魅力で、あらゆる雰囲気の家に合う万能な床材です。
汚れや水に弱くこまめな掃除が必要ですが、硬さや香りの違う11種類の木材から選べ、自分の理想が見つけやすいのも魅力です。

2.フロアタイル

フロアタイルは、合成樹脂の塩化ビニル系で、薄くタイル状なのが特徴です。
デザインが豊富なためフローリングの代わりに用いられることも多く、特に土足対応可能なのが大きなポイントです。
そのため店舗の床材として使用されることが多く、施工やDIYがしやすい素材でもあります。

3.カーペット

柔らかく保温性が高いカーペットは、小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。
怪我の心配がなく、防音性にも優れているため小さな子供の遊び場に適していますが、食べ物をこぼした時に掃除しにくいのは難点と言えます。

4.タイル

タイルは汚れや水に強く、掃除が簡単であることがメリットの1つです。
さらに、スタイリッシュで高級感のある空間を演出してくれます。
しかし、冷えやすいため、冬は適していないかもしれません。

5.畳

畳は、落ち着いた雰囲気と独特の香りが特徴で、柔らかいため体が痛くならないのも嬉しいポイントです。
しかし、湿気によるカビや劣化時の張り替えなど、少し手間が必要な場合があります。

6.クッションフロア

クッションフロアとは、1.8~3.5ミリの塩化ビニル素材で作られたシート状の床材で、汚れにくく水にも強いため、お手入れしやすいのがメリットです。
特に賃貸物件で多く採用されており、デザイン性が高く安価なのも特徴です。

しかし、素材が柔らかいため家具の跡がついてしまうのがデメリットと言えます。

 

 

□水回りのある部屋とない部屋にそれぞれ適している床材とは?

ここまでさまざまな床材を紹介してきたように、床材にはそれぞれ特徴があります。
つまり、水回りのある部屋とない部屋によって適した床材は異なるため、ここからはそれぞれに適した床材を紹介します。

 

*水回りのある部屋

水回りのある部屋で大切なのは、耐水性や耐熱性、耐久性があり汚れにくく、簡単に掃除ができる床材を選ぶことです。
人工素材であれば、クッションフロアやプラスチックタイル、粘土を焼いたタイルが適しています。
また、天然素材の場合はコルクとココヤシの繊維の床材を使うのが良いでしょう。

 

*水回りのない部屋

水回りのない部屋では、その部屋を使用する人や使用する目的から床材を選ぶことが大切です。
リビングや洋室、和室には木の質感と温もりが感じられるフローリングを採用し、子供部屋には弾力性と防音性に優れたコルク、客間と寝室には断熱と防音に優れた畳、居間と洋間には素材やサイズ、色が豊富で経済性と保温性に優れたカーペットを敷くと良いでしょう。

 

□まとめ

今回は床材の種類、水回りとそれ以外の場所に適した床材を紹介しました。
床材にはさまざまな種類があるため、それぞれの部屋の使用目的や使用する人に合わせて種類を変えることが望ましいです。
また、床材が劣化しやすい水回りは特に採用する素材に注意しましょう。
あと、種類によって価格が大きく違いますのでご予算に合わせた床材選びをしていきましょう。

当社は長野市周辺で建築業を行っています。
床材の種類のご相談からその他のお悩みまで、お気軽にお尋ねください。

 

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