廊下を設置すべきか悩んでいる方は必見です。
当記事では、廊下の無い家のメリット・デメリットを紹介していきます。
当社は長野市周辺で注文住宅の建築を行っているので、長野市周辺で注文住宅の建築を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
□廊下の無い家のメリット
廊下の無い家のメリットは主に3点あります。
1点目は、部屋として使えるスペースが増えることです。
廊下に割くはずだったスペースが部屋に使えるためです。
2点目は、部屋から部屋への移動が楽になることです。
部屋と部屋をダイレクトに行き来でき、動線が短くなるためです。
3点目は、においや湿気が廊下にたまる問題がなくなることです。
廊下はあまり換気が良くないことが多いです。
そのため、廊下のある住宅では、キッチン・浴室・トイレから発生したにおいが廊下に流れ出し、たまってしまうという問題があります。
廊下を設けずにキッチン・浴室・トイレのそれぞれに換気設備を設置することで、においや湿気の問題に対処できます。
□廊下の無い家のデメリット
一方、廊下の無い家にはデメリットもあります。
1点目は、冷暖房効率の低下です。
部屋が広くなるほど、冷暖房効率は低下します。
冷暖房機器のサイズも大きくなるため、その分電気代が上昇する傾向にあります。
そのため、電気代の見直しが必要になる可能性があります。
2点目は、音やにおい、湿気が気になることです。
例えば、リビングからトイレが丸見えというのは少し嫌ですよね。
廊下の無い間取りの場合はトイレや浴室がリビングから見えるため、何らかの対策が必要かもしれません。
また、トイレやキッチン、浴室からの音、におい、湿気がダイレクトにリビングに伝わります。
この点に関しても、何らかの対策が必要でしょう。
3点目は、動線が交錯する場合があることです。
玄関とリビングの距離が短くなるため、リビングから誰かが出入りするたびに、リビング内が丸見えになってしまいます。
パーテーションでの目隠しや、くつろぎスペースと玄関の距離・位置などは考慮する必要があるでしょう。
□まとめ
廊下の無い間取りには、以下のメリットがあります。
・部屋として使えるスペースが増える
・動線が短くなる
・においや湿気が廊下にたまる問題がなくなる
一方、以下のデメリットもあります。
・冷暖房効率が下がる
・音やにおい、湿気が気になる
・動線の交錯に配慮しなければならない
メリット・デメリットの双方に配慮して、廊下の有無を決めていきましょう。