新築住宅の建築時には、上棟という儀式があります。
その際上棟式を実施されることが多いですが、この上棟式の実施は必須ではありません。
しかし上棟式には大きなメリットがあるので、ぜひ実施することをおすすめします。
そこで今回はそんな上棟と上棟式の意味、上棟式実施のメリットについて解説します。
□上棟、上棟式とは?
*上棟とは
上棟の元々の意味は、木造住宅建築において、柱や梁といった基本構造の完成後、屋根の一番上の部材である「棟木」を取り付けることです。
しかし鉄骨構造の増えている現代では、鉄骨構造での骨組みの完成を上棟ということもあります。
上棟の意味や呼び方には、地域によって若干の違いがあります。
例えば上棟の他の呼び方は、棟上げ(むねあげ)、建方(たてかた)、建前(たてまえ)などです。
自分の地域の上棟がどんな意味を指すのか厳密に知りたいという方は、当社のような地域に特化した工務店に問い合わせや依頼をするのがおすすめです。
*上棟式とは
上棟式とは、上棟までの作業が無事に完了したことを祝う行事のことです。
これは、以下のような意味合いを持ちます。
・これまでの作業が無事進んだことに感謝する
・今後の順調な進行を願う
・家やそこに住む家族の安寧を願う
・職人さんを労わり、もてなす
一般的に上棟式は、上棟が終わった日の夕方に行われることが多いです。
実施を検討している方は、前もって棟梁に上棟式実施の旨を伝えておきましょう。
□上棟式実施のメリットを解説します!
上棟式実施の最大のメリットは、大工さんたちとコミュニケーションが図れる点です。
上棟式によって大工さんとの距離が縮まれば、施工時の気づきや要望をお互いに伝えやすくなります。
お互いの目線から、よりよい住宅実現のために尽力できるのは大きなメリットといえます。
また、上棟式があればお互いに顔見知りになるので、施工時に様子を伺いに行きやすくなります。
施工時何度か見に行くことは、施工の様子が分かり楽しい、安心できるといったメリットだけでなく、大工さん側としても適度な緊張感をもって施工に臨めるというメリットもあるため、おすすめです。
□まとめ
今回は、上棟と上棟式の意味、上棟式実施のメリットについて解説しました。
木造建築の棟上げの際に行われることの多い上棟式には、大工さんとのコミュニケーションを図れるという非常に大きなメリットがあります。
しかし上棟式実施のために、何をどのように準備すれば良いか分からないという方も多いですよね。
長野市周辺での家づくりを専門に行う当社は、上棟式についても責任を持って対応します。
長野市周辺で家づくりを検討している方は、ぜひ当社にご相談ください。